たんぱく質の摂取制限を受けてる方の為の非常食
タンパク質摂取量が「半分」だから「はんぶん米」
アルファ米とは、お湯、水を加えて簡単に食べられる手軽なごはんです。日常生活、レジャーや海外旅行、そして災害に対する備えとして役立ちます!
腎臓病と被災体験から
腎臓は主に、食べた物の老廃物をろ過し尿として体の外に出す役割の臓器です。たんぱく質を多く摂るとそれだけ老廃物が残るため、腎臓の負担が大きくなります。腎臓のはたらきが慢性的に低下していく腎臓病の方は、たんぱく質を控えて腎臓の負担を軽くする必要があります。
私達が体験した新潟中越大地震の避難所でも、そうした、たんぱく質の摂取制限が必要な人が多くおられました。避難所では、コンビニエンスストアなどで売られているたんぱく質の多い菓子パンや塩分の多いおにぎりが配布されることが多いのが現状です。
たんぱく質摂取制限を受けている方や人工透析をおこなっている方が、そういったものを口にするわけには行きません
はんぶん米は、そんな経験をもとに開発された低たんぱくのアルファ米です。
個人で備えてほしいのはもちろん、アレルギーを持つお子様がいるご家庭やたんぱく質摂取制限を受けている方の為に自治会やマンション管理組合などでもぜひ備蓄してほしいという声が寄せられています。
「はんぶん米」はそんな切実な願いがこめられた非常食です。
低たんぱく米「春陽」
「春陽」は、新潟中越大地震の被災体験から米農家が腎臓病患者の方々のために開発したお米で、体に吸収されやすい「グルテリン」の含有を一般的なお米に比べて約1/2~1/3に抑えたものです。たんぱく質摂取量が「はんぶん」だから「はんぶん米」。
また添加物・加工助剤も一切使用していない安全で体にやさしいアルファ飯です。
- 塩分添加をしていません
トイレ事情の悪い避難所では、喉の乾く食べ物や塩辛い食べ物はあまり好まれません。塩分の入っていないふっくらやわらかな白米なら安心です。 - 5年保存なので、備蓄に最適
製造より5年保存可能です。1袋100gと軽く、スプーンもついているので食べやすくなっています。 - お湯か水かを注ぐだけ
お湯か水かを注ぐだけでふっくらご飯のできあがり!レジャーや海外旅行でも手軽に活用できます。缶詰に比べてゴミの容量が少なくて済みます。 - すべてが新潟でまわる循環型社会を目指して
新潟生まれの新しいお米を、新潟の生産者が栽培し、新潟で加工、賞味期限後は家畜の餌にし、その排泄物を堆肥にして田んぼに戻しています。このような循環型農業で作られた、トレーサビリティが出来て環境にやさしい、安心なお米です。
また、日本災害食学会に災害食として認証されています。